人は人を必要としている

池袋で久しぶりにKと食事をした。昨日突然ほぼ1年ぶりに電話がかかってきて相談があるのだという。1時間半ほど昼飯を食べながらいろいろと聞いた。

人は誰でも「不安」や「恐怖」から逃れたいばかりにその対象と徹底的に闘おうとしてしまう。あるいは逃げるという場合もあるだろう。しかしながら、それだと抜本的な解決には到底ならない。問題を直視し、どっぷり浸ること。そして、「目に見えないこと」も含め根本原因を徹底的に究明しなければならない。
「原因」は得てして「自分自身」が作っているものである。つまり「自分自身」の中にあるといって良い。自分に聞けば自ずと「答え」が出るのだ。人は人から言われたことはなかなか身に染みない。しかし、自分で気づいてしまったことには意識を置かざるをえない。

明日、明後日は「愛」のセミナーである。僕ができることは「場」を提供することだけだ。「気づき」はそこに居合わせる皆がお互いに生み出すものである。
人は人を必要としているのだ。

The Beatles:Let It Be

ビートルズが解散後に発表したラスト・アルバム(厳密にはAbbey Road発表前にレコーディングされているので最後ではないが)。すでに仲違いをし、レコーディングも険悪な雰囲気の中で作られた問題作だが、第1曲目の「Two of Us」は飛び切りの名曲。JohnとPaulが初期の頃の絶妙なハーモニーを聴かせてくれる。
久しぶりにビートルズを聴いた・・・。

僕ら二人、当てのないドライブ
しかも誰かさんが一所懸命稼いだ金を使って
君と僕とで日曜日のドライブ
どこにも着かないまま家に帰る
僕らは家に帰るところなんだ
家に帰るところさ
家に帰るんだ

僕ら二人してポストカードを送る
レターもいくつか書いたよ
僕の壁の上にね
君と僕とでマッチに火をつける
ラッチを持ち上げながら
僕ら家に帰るところなんだ
家に帰るところさ
家に帰るんだ

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