祈り

神はやはり存在すると思う。どこにいるのか?もちろん自分自身の「内」にである。自らの内面に「神」的な要素があるということなのだ。ゆえに自分を信じ、能動的に動き、受容すればすべての願いは叶うものなのである。

一昨日、ある知人になるほどという話を聞いた。人間は誰しも積極的かつ能動的に行動すればいいと思っている。しかし、人間がそもそも持つ能力は「能動的力量」と「受動的力量」の二つなのだと。例えば、水を飲もうという意思が働いてコップを口に近づけたとしても、身体が拒絶すれば飲めないということである。つまり、この「受身の力」なるもののほうは誰しも無意識なものだから、気がつかないのだが、どちらかというと「素直に受容する力=受身の力=受動的力量」のほうが重要なのだということである。

自分自身を信じる力は誰もがもっているようで意外に誰しも信じられていないのかもしれない。
「果報は寝て待て」、という。やるべきことはベストを尽くして十分にやり、あとは自らを信じて待つこと。それも「真理」なのである。

George Harrison:My Sweet Lord

寡黙なビートル、ジョージ・ハリスンが残した大傑作ナンバー(アルバム「All Things Must Pass」所収)。当時ヒンドゥー教に傾倒していた彼が18世紀のゴスペル・ソング「Oh Happy Day」(そういえば、つい先日出席した友人の結婚披露パーティーでもゴスペル・グループが歌っていた)にインスパイアされて書いた曲。

My Sweet Lord
I really want to see you
I really want to be with you
Lord but it takes so long
My Lord

執拗に繰り返される「神」への祈り。
「祈り」というものは「想い」である。そして「想い」は「言霊」であり「波動」である。
未来に対する肯定的な「意思」を明確にすればすれほど、実現化は確実なものになる。そして、何事も諦めないことである。人生最後は「神頼み」。あながち嘘ではないかもしれない。

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2 COMMENTS

アレグロ・コン・ブリオ~第5章 » Blog Archive » すべてがショービジネス

[…] 毎々繰り返すが、時間の経過は本当に早い。あと数日で9月も終わる。いやはや、何とも・・・、である。この分だとあっという間に2013年がやって来そうだが、残りのこの3ヶ月が実に色濃いものになりそうで興味深い。世間ではいろいろと騒がれているが、実際何がどうなるのか・・・。 久しぶりにジョン・レノンを聴いた。30年前に相当お世話になった。ビートルズのメンバーの中でもこの人の作品に最もシンパシーを感じ、リリースされたアルバムはすべて手に入れた。ポールのものは”Band On The Run”や”Venus And Mars”、”McCartneyⅡ”・・・などなど極々限られたものしか手元にないし、ジョージについてもアトランダムに数枚(最高作”All Things Must Pass”はオリジナルとニュー・センチュリー・エディションの両方共)所有しているに過ぎないのに、ジョンのものは全部。あの頃、本当に凝った。多分それも1990年頃までだが・・・。凶弾に斃れて10年経過し、目ぼしい音源は発掘され尽くし、ボックス・セット類もいくつか出され、そろそろ打ち止めにしようという思いだったかな・・・。 […]

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