人と音楽と・・・

ワークショップZERO終了。人々の温かさを再確認した一日。
6年ぶりという人もいた。3ヶ月ぶりという女子もいた。本日初めてという男性もいた。年齢、性別問わず、人は人であって、人以外の何者でもないことを知る。当たり前のことだが、その当たり前が通用しなくなっているご時世で、今回の震災の経験が我々に教えてくれたことは数限りない。人の温かさに触れることの大切さ。人の優しさが身に染みる。それは決してスピリチュアル的に云々の世界ではなく、あくまで現実に人と人が直接に触れ合うところから生まれる感覚。やっぱり凡人には直につながることでしか「わからないこと」も多い。

片やサロンでは、愛知とし子の「祈りの音浴じかん」。本日も大勢の方にお集まりいただいたよう。涙も数多くみられたとか。

人と人とが直接に出逢った時に自ずと流される涙。そして、素晴らしい音楽に出逢い、彼の地を想い、祈り、流れる涙。同じようにその意味は重い。人と音楽と・・・、それらは永遠なり。

Salena Sings Jobim with the Jobim’s

Personnel
Salena Jones(vocals)
Antonio Carlos Jobim(vocals, piano)
Daniel Cannetti Jobim(piano)
Sebastian Neto(bass)
Ricardo Costa, Paulo Antonio Braga(drums, percussion)
Raul de Souza(trombone)
Paulo Roberto de Oliveira(flugel horn)
Paulo Jobim, Danilo Caymmi(flute)
Marcio Malard, Diana Lacerda(cello)

数年前、江川三郎先生からご厚意でいただいた音盤。そのまま放ったらかしにしてあったが、聴いてみて吃驚。ジョビン御大がアルバム全体を監修し、実の息子のギタリスト、パオロ・ジョビンがプロデュース、そして実の孫のダニエル・ジョビンをはじめとして、ジョビン・ファミリー・バンドがサリーナをバックアップするという超豪華なジョビン作品集。
Antonio Carlos Jobimとのデュエット曲”I Was Just One More For You”で幕を開けると、ボサノバ特有の気だるさが何とも脳天を直撃、一気に幸せな気分を味わわせてくれる。全14曲、非の打ちどころなし。真冬に戻ったかのような寒い日にジョビン。


3 COMMENTS

雅之

おはようございます。

>それは決してスピリチュアル的に云々の世界ではなく、あくまで現実に人と人が直接に触れ合うところから生まれる感覚。
私も、それこそが掛替えのないことだと信じています。

ご紹介の、江川三郎先生からの超豪華なジョビン作品集、これは羨ましい「お宝」ですね!!
想像しただけで素晴らしそうです。未聴なので、いつか聴いてみたいです。

ところで、
未曾有の大震災と原発事故を立て続けに経験した今日、
「おいしい水」を当り前のように飲めた過去が、
いかに幸せだったかを痛感している日本人は、
さぞかし多いことでしょうね。

おいしい水 Astrud Gilberto & Tom Jobim
http://www.youtube.com/watch?v=A0Sd8tvvOdc

Astrud Gilberto Album: おいしい水
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3556185

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岡本 浩和

>雅之様
おはようございます。
ご紹介のアストラッド・ジルベルトのアルバム、残念ながら未聴です。しかし、こちらのジョビンとのデュエットも最高ですね。ボサノバというのは不思議な魅力があります。
先日も書きましたが、脳幹が発達しているのはフランス人とブラジル人のようで、ジョビンやゲーンズブールの音楽に惹きつけられるのはよく理解できます。動物としての本能に語りかける魅力があるのだと思います。
本日もありがとうございます。

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アレグロ・コン・ブリオ~第3章 » Blog Archive » すべては個性あるもの

[…] 以前の僕だったら絶対に否定していたであろうアーノンクールのブルックナー。最初から聴く耳など持たず、もちろん購入しようなどとは毛頭思わなかったはずだから、そんな音盤を採り上げること自体が不思議といえば不思議なのだが、こちらも江川三郎先生からいただいたいくつかのCDに紛れ込んでいたのを発見し、少々真面目に聴いてみた。速めのテンポ設定と、室内楽的な響きが実に美しく、自分の感性に変化があるのか、はたまた音楽を受容する器が大きくなったのか、一聴唖然とした。ただし、一方で金管群のうるささが気になったのも確かで、録音の問題もあることだろうから、楽器のバランスさえ緻密に練り上げられれば最高のブルックナー演奏になるだろうことは間違いないなとも考えた。 […]

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