ピンク・フロイド。キング・クリムゾンと並ぶプログレッシブ・ロックの雄。今でこそそれほど時間をかけ聴くことはなくなったが、時折無性に耳がその音を欲し、CDトレイに乗せることがある。決まっていつも深夜、独りで「思索」に耽っている時である。ピンク・フロイドの音楽、それも「原子心母」以降のアルバムは、限りなく日の出に近い未明の薄暗い空にとても似合う。深夜未明に合うとはいえ、最近は夜更かしをすることが極めて辛くなっているゆえ0時過ぎに彼らの創り出す「音響」と一体化することで意識を「空(くう)」にすることが多い。

Pink Floyd:Wish You Were Here

パーソネル
ロジャー・ウォーターズ(ヴォーカル&ベース)
リチャード・ライト(キーボード&ヴォーカル)
ニック・メイスン(ドラムス)
デイヴィッド・ギルモア(ヴォーカル&ギター)

邦題は「炎~あなたがここにいてほしい」。設立メンバーでリーダーでもあったシド・バレットに捧げられた名曲「Shine On You Crazy Diamond(狂ったダイアモンド)」で幕を開ける全米全英ともにNo.1になった傑作アルバムである。パートⅠ&Ⅱあわせて20分近くにも及ぶこの大曲は本当に感動的だ。特に、長い長いイントロを経てヴォーカルが入る瞬間・・・!!ロング・セラーとなった「The Dark Side Of The Moon(狂気)」よりも僕自身は評価する。

⇒旧ブログへ


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

アレグロ・コン・ブリオをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む