ゴルトベルク変奏曲を聴いて・・・

ものすごく自分の意識がずれてしまっているように思う。
ひとつのことをするのに、やたらと遠回りをして時間を食う。
焦ってばかりで考えがまとまらない。
よってやりたいこと、やるべきことが遅々として進まない。それによってますます焦りが募る。

悪循環を断ち切るために、呼吸を整え、少し間を置こう。
優先順位を決め、ひとつひとつ確実にこなしてゆくこと。そして、目の前のことから順番に注力しよう。ベストを尽くすべし。そういう苛立ちを和らげてくれるのにやっぱりバッハの音楽がよかろうと、「ゴルトベルク変奏曲」。

J.S.バッハ:ゴルトベルク・ヴァリエーションズBWV988(弦楽合奏版)
ニュー・ヨーロピアン・ストリングス

シトコヴェツキー編曲によるこの「ゴルトベルク」は真に美しい。美しいだけでなく、弦楽の音色が身体の隅々にまで染み渡るほど聴いていて気持ちが良い。もともとはゴルトベルク伯爵の「眠り」のために作曲された作品だというが、弦楽合奏への編曲によってそのことがより一層意味を持つようになったように思える。

さて、落ち着いたところで、明日からの2日間に集中するべく最後の準備をし、ゆっくり休むことにする。早朝から山中湖に向け出発なり。


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